裁判員制度にみる視覚効果
2009年08月04日
はじめての裁判員制度導入で、マスコミ各社が大きく取り上げていますね。
中でも、はじめて、裁判員をつとめる一般の人向けに、裁判所では、さまざまな視覚効果に配慮していました。
1.裁判官のイスの背もたれの高さ
裁判官のイスの背もたれの高さを低くすることで、この人が一番偉く、この人のいうことが一番正しいという先入観をもたず、圧迫感を与えない考慮がされました。
2.被告人の服と靴
被告人の逃走防止の為に、以前はサンダルを使用していましたが、革靴のような形のサンダルに変更、服装もジャージなどではなく、シャツとズボンにすることで、視覚的にこの人が犯人と決めつけない工夫がされました。
3.腰紐と手錠
被告人の手錠は、裁判員に見えない所で外してから、入廷、腰紐も見えない工夫がされました。
このように、裁判員制度でも、視覚的に与える心理効果についての考慮がされました。
それも、そのはず。
私たちは、ほとんどの情報を視覚から得ています。
アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアン博士の研究によると、人間の第一印象を決める要素のうち ビジュアル(外見・表情・身振りなど)が55%、つづいて声のトーンや話し方が38%、話の内容7%といういう結果が…。
つまり、話す内容より、外見の方が人の心に強く影響してるんです!
しかもその第一印象は3秒から7秒のうちに決まってしまうと言われています。
そして、その印象は2年から2年続くといわれています。
だから、当然、裁判員制度により、公平な審判をするためには、視覚効果に配慮するんですよね。
私は、普段の、大学等での就職指導などでも、
「シワシワのスーツでは、あなたの中身がシワシワだと思われます。」
「履歴書等、面接で差がない学生2人なら、身だしなみが良い方が内定を取れる。」
などという話しもします。
もはや、視覚は、就職やビジネス界では、戦略の1つになっていると言えます。
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