豊臣秀吉に学ぶ本物のホスピタリテー
2009年05月03日
寒い冬の日、織田信長が草履を履こうとすると暖かい。
「おい!サル。お前、俺の草履の上に座っておったな!」
と信長が豊臣秀吉に怒ると、秀吉が、
「いえ、親方様が草履を履く時、冷たいと思い懐であたためておりました。」
と、自分のふところを見せると、草履の後があったという逸話は有名ですよね。
実は、この話の奥深さは、語られている物語の、語られていないところにあります。
これは、たまたま織田信長が秀吉に草履の事を聞いたから、判明した。
実は、この部分が深いんです!!!
決して、秀吉が
「親方様が寒いとおもって、暖めておきました。」
といったわけでないのです。
もし、信長の足の皮が分厚い人だったり、鈍感なひとだったら、草履の温度に気づかないこともありますよね?
そう、たまたま信長は、秀吉に草履の事をききましたが、秀吉は、もし、信長が気づかなかったとしても、その行為をやり続けていたということです。
相手が気づくかどうかは関係なく、相手を想ってやり続けれるかどうが、そこに本当のホスピリイティーがあります。
歴史も、文章と文章の間の行間にロマンが詰まってるんですよね
「Photo by.空色地図」
p.s
あなたは、気づかれないように相手を想って今日、何をしますか?