最近の公共の看板は心理学が活かされている!
2009年11月07日
熱田の生涯学習センターに講座に出向く際、駅から、施設まで歩くのですが、途中に橋があります。
そして、結構大きな川が流れています。
そして、この看板を見つけました!
“皆様のおかげで、川がきれいに保たれております。”
これは、心理学的に、なかなか、やり手のコメントです!!
一昔まえなら、これは、
“川にゴミをすてないでください!”とか、“川を汚さないでください!”
となっている看板が多かったと思います。
しかし、「~しないで」という否定語は、脳は理解できません。
脳は、
「汚さないで」というと、汚している自分をイメージします。
「遅れないで」というと、遅刻している自分をイメージします。
脳は否定語を理解できないのです。
だから、
避けたい状態では、なく、欲しい状態を口にする事が大切です
汚さないようにではなくキレイにつかいましょう!
遅れないようにではなく時間に間に合うように。とか定時に来てね!
とか欲しい状態を口にすることが大切なんです。
だから、この、
“皆様のおかげで、川がきれいに保たれております。”
は、川がキレイだというイメージが頭に浮かびます。
そして、さらに、「きれいに保たれております。」という言葉で、キレイに使うとうだけでなく、
キレイに使うのは、前提として当たり前として脳に響き、キレイな状態を保つというさらに上のレベルを読む人に意識させています。
これは、かなり、やり手の看板です
あなたも、こんな工夫がされている看板を是非見つけてみてくださいね
脳と言葉に敏感になれる講座!
「Photo by.空色地図」
p.s
あなたの街の、あなたに影響を与えている言葉にきづいてますか?
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