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他力本願をやめる?依存と攻撃性の関係

他力本願をやめることは、依存する気持ちを手放すことでもあります。 『依存』というのはいろいろな形であらわれ、人間関係に支障を来すことがあります。 そして、依存性の高い人は、水が高い所から低い所に流れるように、上手に依存できる相手や環境を探すともいわれています。

分かりやすいのは受け身的な依存性です。 自分で考えず、相手の意見に左右され、結果がわるければ相手のせいにしてしまうパターン。 逆に攻撃的な人も依存性が高い場合があります。 自分の主張を押し付けることができる集団をつくり、自分に従わないグループ外の人などを攻撃する人は実は、周りに自分に賛同してくれる人がいないと不安で仕方ないという形で回りに依存しているケースがあります。

さらに進むと、 境界性パーソナリティ障害などになると『見捨てられ不安』、『しがみつき』などがみられ、相手から『常に変わらない愛情・関心』を確実に保証、証明されることを求めるようになります。 当然、相手は、その過大な要求や不機嫌、気まぐれ等につき合いきれなくなり、人間関係を破綻させる結果になります。 すると、境界性パーソナリティ障害の方は、自分をかまってくれる間は、相手を理想化して賞賛、依存しますが、自分に関心を示さず、孤独感などを感じさせると攻撃的になり非難をすることもあります。

反応が極端なのが特徴です。 こうした依存性を治すには、まず自己分析で依存性に気付く直面することだとも言われています。 そして、セラピストとしては、適切な距離感が重要となります。あまり急いで自立を求めると見捨てられ不安が高まり、不信感を持つ傾向にあるからです。 依存が解消されると自分で考え、決定する力や責任能力なども育つと言われています。 もちろん、適切な人間関係が築けたり、自分の考えが持てるようになるなど社会で生きていく力ができてきます。 トイレは自分で行くしかないように、自分の人生は自分で責任を負って生きるしかないということを社会生活を送るためには必要ですね。

p.s.あなたは他力本願になっていませんか?

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