経験がない方が成功する!?〜ハッピー心理学過去の記事〜
2019年05月21日
ファイン・メンタルカラー研究所の藤本梨恵子です!
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ハッピー心理学!~人生に奇跡を起す潜在意識活用法~ 第12回
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今日のテーマは
『経験がない方が成功する!?』です。
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さて、夢を実現したり、目標を達成したりする人はどんな人だと思いますか?
能力が高い人?それとも経験豊富な人?
いろいろな答えがでてきそうですね。でも、どれも違います。
え~。Σ( ̄ロ ̄lll)
では、どんな人が夢を実現したり、成果をだすのでしょうか?
答えをお話する前に、一つ考えてみてもらいたいことがあるんです。
「初頭効果」って言葉を聞いたことありますか?
これは、私たちが一番初めに経験したものや受けた印象が、一番強く記憶に残ることをいいます。
そう、「最初のインパクトが肝心!」ってことです。
たとえば初対面の待ち合わせで、遅刻して頭がボサボサであなたが登場したら「だらしない人」とか「時間にルーズな人」っていう印象がず~とつきまとっちゃう場合が多いんです。
逆に、あなたが颯爽と現れて、誰かのピンチを救って、キラっと白い歯を輝かせて立ち去った場合はどうでしょう?
相手はあなたのことを「鞍馬天狗みたい!」「とっても勇敢な人!」
「頼れる存在!」などの印象を強くもちますよね?
鞍馬天狗って… 古い…(^▽^:
この「初頭効果」つまり「一番初めの印象」は瞬間で消えていく一時的なものではなく、継続的に相手の中に残っていきます。
だから最初の印象って、相手と信頼関係を気付いていく上でとっても重要なんです。この「初頭効果」は対人関係とか、コミュニケーションをとる時だけ私たちに影響するものではないんです。
そーなの?(* ̄▽ ̄*)???
実は、私たちは自分自身で作った「初頭効果」の前に自分で大きな制限を設けて身動きがとれなくなってしまうことがあるんす!!!!
ウソ。Σ( ̄ロ ̄lll)
例えば、私の場合「足踏みミシン恐怖症」だったりします。
なんだそりゃ???(`-´)
これは、ある幼い日の出来事が大きく影響しています。それは、生まれて初めて「足踏みミシン」を使った時のことです。
小学校の頃、家庭科の時間に「雑巾を縫って持ってくること」という宿題がでたんです。あなたも経験がありませんか?
そして、宿題に取り組むため、私は生まれてはじめての「足踏みミシン」の前に座りました。そして、縫い始めました。
でも、足踏みは上手にリズムにのって踏み板を踏んでいかないとすぐに上糸が切れてしまうんです。私はうまく踏み板が踏めず、何度も上糸を切っては、ミシンをストップさせるということを繰返していました。
すると、近くで見ていた鬼より怖いかーちゃんが
「あんたはなにやってるのドンクサイ!(要領が悪いという意味)」「馬鹿だね!何回やったら気が済むの!!」と怒鳴りまくっていたんです。
家の母は動力ミシンの工場で働いていた経験をもち、すごいスピードでミシン縫いができた人だったので、私のミシン縫いはもどかしくてイライラしたに違いありません。
私はミシン縫いで雑巾を仕上げないといけないプレッシャーと怒鳴られる恐怖に耐えながら何とか雑巾を完成させました。(汗)
大変だったね~Σ(T□T)
私はそれ以来、足踏みミシンを見ると、幼い頃初めてミシン縫いをした時のイヤな感覚を思い出してしまうんです。
だから、その後、中学や高校で足踏みミシンと電動ミシンの二つが家庭科室にあっても、絶対に足踏みミシンには近づきませんでした。
そして、今でも「足踏みミシン=(イコール)恐怖」という最初の印象が私の中に残ってしまったんです。
でも、ちょっと考えてみてください。これっておかしいですよね?
足踏みミシンで怖い経験をしたのは最初の1回だけ。その後の家庭科室で挑戦したら、上手にミシン縫いができたかもしれないし、少なくとも怒鳴り散らす人はいないわけなので、同じような恐怖を味わうことはありえないですよね?
確かに( ̄▽ ̄)
でも、私たちはとかく、過去にひどい目にあった方法は、二度と試す事はありません。そして、上手く言った方法は何度でも試そうとします。
つまり、最初に経験したことが唯一の答えだと信じてしまうこと、これが「初頭効果」マジックなんです。
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脳は過去の経験・体験したことをもとに、行動パターンを習慣化する。
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では、なぜ、過去の経験・経験が私たちの行動を決定づけていくのでしょうか?
ここからが肝心!
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潜在意識の活用法~その13~
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脳は “ 快を求め、不快を避ける ”
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そんな単純なわけねーだろ!!(`-´メ)
いえいえ、これは本当のことなんです。
脳が “快を求め、不快を避ける” というシステムを常に発動させていることが私達が行動をパターン化させる原因なんです!
あなたが意識する・意識しないに関わらず、不快だと感じることは危険であると脳が判断しているんです。
例えば、怪我をして痛み(不快)を感じなければ、私たちは健康や安全を保つことができませんよね?
だからこの機能、すごく私たちにとって大切な機能なんです。
でも、それと同時に“一回失敗したことは二度と挑戦しない”という制限を私たちに生むことがあります。名言の1つに
“過去に間違っていたことが今も間違いであり、過去に正しかったことが、今も正しいとはかぎらない。”
というのがあります。
そして、あのアンソニー・ロビンズも
“あなたの過去が、あなたの未来と同じとはかぎらない。“と言っています。
つまり、自分自身で作った「初頭効果」の前に制限を設けて、身動きがとれなくなっていないか自分で検証することって大切ですよね?
だから、逆に言うと“何かをやりたい!と思ったとき、経験がないほうが、制限なく柔軟な発想ができるから実現できる”っていえますよね?
なるほどね。(・θ・)
そう、経験が多ければいいってものでもないんです。
そー言えば、若くして経営者になったり、大きな夢に取り組んだ人は、失敗した経験がないから制限無く、思い切った行動がとれたのかもしれませんね?
もしかしたら、あなたがあなたの思い込みの枠からでたとき、あなたはもっと大きな力を発揮できるかもしれませんよ。
今日のポイント
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あなたが過去の経験からの作り出した制限は、
未来でも通用するわけではない。
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あなたの人生に、数えきれないくらいのツキとハッピーが訪れますように♪
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