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自分の限界は自分で決めている!

「自分の限界は自分が作っている。」

あなたも聞いたことありませんか?ベストセラーになった「バカの壁-養老毅著」で語られている「バカの壁」とはまさに、「人は自分の限界の壁を自分で作っている。」ということです。

やる前から、「できない。」と思ってしまうと、人間はほんとうはできるはずのことでもできなくなってしまう。

この定説を実感することがありました。

みなさんは「グッドデザイン賞」ってご存知ですか・

通商産業省によって創立された我が国唯一の総合的デザイン評価・推奨制度。デザインが優れたものを選び、それを生活者や産業に生かし、社会貢献していこうという試みです。

2005年の「グッドデザイン賞」の大賞に輝いたのは“インスリン用注射針”でした。この針の先端は0.2ミリ。世界一の細さです。

糖尿病治療で使用するインスリン注射用針。糖尿病患者さんは自分で1日に数回インスリン注射をしなければなりません。従来の太い針で、何度もお腹を刺すうちに、青アザのようになったり、その部分の皮膚が硬くなったりと、患者さんにはかなり負担になる注射。

その負担を軽減しようと開発が進み、ついに痛くない注射針として、世界一細い注射針が完成したのです。

しかし、この道のりはとても険しいものでした。

と言うのも…

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世界一細0.2mmの注射針は従来のものより20%も細いんです。

だから、企画の担当者が、図面を作成し、さまざままな金型工場に問い合わせしても全て「無理だ。」の一言で断られてしまったのです。
その数70社。

70社すべて「できない。」とやる前からこの製品開発の限界を決めていたんです。

ところが、従業員わずか6名の町工場のお父さんが「よし、やってみよう!」と名乗りを上げたのです。
制作に費やした年月は4年。

ついに不可能と言われた、0.2mmの注射針が完成しました。

この町工場のお父さん、岡田社長は、

「うちは金型の駆け込み寺。みんなができないって見放した依頼が舞い込むんだ。でも俺ら職人は、真っ黒になって働いて、“これを作りたいんだて相手から頼まれたものを作ってやるのが仕事”だからさ。」

って、作業着を真っ黒にしながら話されました。

飾らないお人柄に確かな技術。そして、常識的に考えたら「できない」って思ってしまうことところを、そう思わずに挑戦する気持ちを忘れない職人魂がカッコイイな~と感動しました。

「自分の限界は自分が作っている。」なんですよね。

そして、この「グッドデザイン大賞」に選ばれた“インスリン用注射針”の紹介の中に、どこにも岡田社長の名前はでてきません。

小さな町工場が特許をとっても、大手が無断でそれを真似する。裁判を起こしても決着がつくまでに歳月がかかりすぎて、判決がでるまでには、もっと技術が進歩している。岡田社長は今までの経験でそう学んだそうです。だから、今は大手に協力して、新しく開発したものを提供しているんだとか。

そんなところもまた素敵ですよね?

私の心理学の先生はいいます。
「自分の為だけに何かをやっている人のパワーは小さい。でももっと自分以外の大きな者のために何かをやっている人の方が、はるかにパワーが大きい。」と。

自分の為だけじゃなく、苦しんでいる糖尿病患者さんの為に頑張った町工場のお父さん岡田社長だから、不可能といわれた0.2mmの注射針をつくれたかもしれませんね。

p.s
あなたは、自分で決めた限界を越えられないでいませんか?

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