こんな営業は嫌われる!
2008年06月23日
さっき、こんな営業の電話がかかってきました。
営業「お忙しいところ恐れ入ります。本日は携帯サイトでの広告のご提案でお電話させていただきました。」
と。スクール等をやっている関係でfineにも沢山の広告掲載に関する営業の電話がひっきりなしにかかってきます。
そんなことも、あり、わたしの第一声は
私『あ、結構です。』
そう、速攻お断りです。
その早さたるや、バレーボールの杉山選手のクイックぐらいの早さです。
そして、次の営業さんの対応は
営業『失礼ですが、代表者様ですか? まだ、私なんにもお話していないんですけど!』
でした。
さて、この対応には2カ所、コミュニケーション的に残念な部分があります。
どこかわかりますか?
まず、1点目、
営業『失礼ですが、代表者様ですか? 』
私の場合は、たまたま代表ですが、もし電話にでたのが事務の方だったとしてもこの対応は残念です。
多くの企業は、自分の信頼するスタッフに電話応対・来客応対をお願いしています。
その、企業の電話対応をしてくれている、スタッフさんに、
「あなたでは話にならない。代表と話がしたい」
といった態度は、そのスタッフを信用している代表はもちろん会社にも失礼です。
もちろん、内容により担当者レベルでなければわからないこともあるので、
「広報のご担当者様はいらっしゃいますでしょうか?」
ぐらいならいいのですが…。
次に、
営業『まだ、私なんにもお話していないんですけど!』
と、これはお客が聞きたくないというのに、自分の都合だけで話をしたい・売り込みたいというスタンスです。
ちょっとでも話を長引かせて、なんとか契約するきっかけをみつけたいのはわかります。
しかし、これでは、商品を買ってもらうどころか、信頼関係を築くことすら不可能です。
そう、お客様は好きな相手からしか買いません。信用できる人としか付き合いません。
そう、売る気満々で、意識がお客様ではなく自分にしか矢印がむいていないのはダメでなんです。
例えば、
「お忙しいところ、すみませんでした。今お使いの広告等で不便な点等ありませんか?もし私どもで改善できることがあればとおもいのですが…。」
などという対応だったら、もう少しはお話したかもしれません。
営業マンは売る人というアイデンティーでは商品を売ることはできません。
お客様の不便、不満、不安の「不」を取り除いてあげる人でなくてはいけません。
なぜなら、仕事で成功するっていうことは、どれだけ多くの人を幸せにできたかということですから。
Photo by.空色地図
p.s
あなたはお客様を幸せにしていますか?