脳に空白を作ると
2005年09月10日
『脳に空白を作る』ってどういうことだと思いますか?
それは、脳に何か質問をして、その答えが分からないときの状態をいいます。
そして、『脳に空白を作ると脳はそれを埋めようとする』んです。
つまり、質問されて、分からなくても何とか過去の体験や経験から答えを導きだそうとするんです。
この仕組み、なかなか面白いんです。例えば…
私たちは本を読むとき、詳しく書かれている専門書を読むときは、知りたい情報が満載なので、あまり『?』と思う事が少ないのではないでしょうか?
それに、自分が経験したことのないことを、詳しく書かれているので
『ふ~ん。そーなんだ。』って納得せざる得ない。
逆に、絵本などの文字の量が少なく、最小限の言葉で表現されているものは、情報量が少ないので、『?』と思って自分なりの解釈をしている時ありませんか?
詳しく情報が書かれていないので、脳の空白部分が多く、想像力を膨らませて
『たぶんこーゆーことかな。』
って、自分の過去の体験や経験から応用して、答えを導きだしちゃったりできます。
つまり、想像する余地があるんですよね。
それを図解すると
この脳の仕組みをしると、例えば授業なので生徒さんに、想像力をいっぱい使って、豊かに自由に発想して欲しいと思うときは、あまり詳しく説明しないほうがいいのかもと思っちゃいました。
p.s
私が意味不明なことを言うときは、あなたの脳に空白を作っています。
だから想像力豊かに自由な発想で、答えを探してくださいね。