世界柔道選手権最終日!!
2005年09月12日
世界柔道の団体戦が今日終わりましたね。
団体戦は見事に男子が銀、女子が銅メダルという結果でした。
個人戦にもいろんなドラマがありましたね。
右手を反則で巻き込まれて、怪我をしながらも優勝した泉さん。
靭帯断絶の怪我から奇跡の復活をした薪谷さんがメダルを手にした時の号泣には私も一緒に泣いてしまいました。
私も右膝靭帯を切って、手術しているので弱って、前とは全然ちがう自分の足を鍛えて復活するのはホントに大変だっただろうなって思って、よけい泣いちゃいました。
3階級制覇の偉業を成し遂げて優勝した鈴木桂治さん。ずっと100kg級は井上康生選手が君臨して、その壁に阻まれていただけに、今回は特に嬉しかったんではないでしょうか。
わたしは鈴木さんのファンです
キレのある柔道と、闘志溢れる表情がメチャメチャ素敵ですよね。
なんか自分もファイト湧いてきちゃったりします。
柔道と言えば、
『柔能く剛を制す』
って言葉が有名ですよね。
しなやかなものは、かたくて強いものの鋭い矛先を巧みにそらして、結局は勝利を得る。転じて、柔弱なものが、かえって剛強なものに勝つ
これっていろんなことに通じてますよね…
チャールズ ダーウィンは“種の起源”のなかでこう言ってます。
『もっとも強い者が生き残るわけではなく、もっとも賢い者が生き残るわけでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である』
これって、ビジネスにおいてもよく言われる台詞ですよね。
人も、自分のやりなれた思考のパターンで行動した方が楽だから、ついつい変化することをためらうことがあるけど、柔軟に変化することが一番大切なんですよね。
『柔能く剛を制す』
p.s
本当に強いひとは、柔軟にしなる人なんですね。