さよならピアノ君…
2007年10月22日
今日、我が家のピアノがもらわれていきました。
社会人になって、はじめて習い始めたピアノ。
こつこつ安月給を貯めて買ったピアノ。
大人になってからのピアノの練習は大変です。
小指と薬指がくっついて動くのです。
そう、バラバで動かない…。
だから、最初小指と薬指だけで、ドミドミを弾く練習だけだったりします。
それでも、発表会で、曲を弾くときは、ディズニーの美女と野獣だったのですが、
野獣とバラの絵を描いて、オープニングは“美女と野獣”のビデオから拾った雷のオープニングシーンの音を使って、会場を暗くして、弾き始めたりして、けっこう楽しかったです。
ピアノを習いだした、きっかけは、『101回目のプロポーズ』。
主人公の浅野温子さんに、武田鉄矢さんが下手ながら、ピアノを弾いてあげるシーン。
感動的でした。
かくして、私も…
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当時、北海道にいた彼に、北海道のパルコの楽器屋さんの片隅で、
槙原敬之さんの曲を下手なら弾きました。
今まで、いろいろとあったけれど、君に会えるためならいいと思った。
君が思っているのと、同じぐらい好きです。
そんな、歌詞の曲でした。
そう、そんな青春の思い出が沢山つまったピアノが今日、我が家から旅立っていきました。
もう、ずいぶんピアノなんて弾いてないのに。
引っ越しても、ずっと捨てられなかったピアノ。
思い出が詰まってるからでしょうか?
でも、古い者を手放すと、新たなものが手の中へという言葉もあります。
なにより、我が家は、本がひしめく激戦区。
弾かないピアノさんの肩身が狭いのです。
だから今日、思い出のピアノさんを思い切って、友人にあげました。
ピアノさんも弾かれた方が、うれしいと思うし。
そして、ずっと弾いていなかったピアノはいつの間にか、うちのニャンコ先生のものになっていました。
だから、ニャンコ先生もピアノにお別れをつげました。
別れを惜しむキャッツ
p.s
ピアノさんありがとう。そしてさようなら