頭の中の勝手な前提!?
2006年05月07日
「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな。」
は私たちが当たり前に信じていますが、これはある情報が抜け落ちています。
それはなんでしょう?
これが昨日の問題でしたが、解けましたでしょうか?
漠然とした質問でわかんね~よって思ってます?
ではではちょっと一緒に考えてみましょう!
まず、どーして「飲んで運転することはダメ」なんでしょう?
1.飲酒運転で捕まるから
2.酔っぱらうと意識がもうろうとして、運転時に判断力が鈍り、危ないから
この標語の場合、ちょっと2番の酔っぱらうと意識がもうろうとして、運転時に判断力が鈍り、危ないからだとすると、ちょっとこの標語の前提が見えてきます。
わかりました?
それは…
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しらふの時が前提なんです。
だって、酔っぱらってしまったら、すでに判断能力は低下、運転すると危険という判断ができていない状態です。
だから、よくあるパターンがベロベロに酔っぱらっているのに、
『俺のどこが、酔っぱらってるって言うんだ~。』
って言って、運転しようとする。そんな人一度はみたことあるのではないでしょうか?
そう、こんな感じですでに酔っぱらっている人に対しては「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな。」って言葉通じないですよね。
「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな。」って言葉はしらふの時が前提です。
つまり言葉にした瞬間から、情報は抜け落ちているってことです。
でも、みんな当たり前に、この言葉を信じている。
この言葉のように、主語がない言い方ほうが、人は信じやすいって話、以前にもしたの覚えてますか?
覚えてくれていると嬉しいです。
※「飲んだらのるな、飲むなら飲むな」がしらふの時が前提だというお話はメルマガでお世話になっている名古屋交流分析協会の鷲津先生が出典元で、鷲津先生の論文にも紹介されています!