他力本願が不幸を招く!?
2008年07月16日
最近の事件報道を聞いて、驚いてしまうことが多々あります。
「親に怒られたから、ウサばらしいに、見知らぬ人を刺した。」
「自分の不遇は、世の中のせいだ。だから誰でもいいから殺した。」
そんな、身勝手な事件が巷を騒がせています。
そして、私はいつもこう思います。
自分が不幸なのと、他人と世間は関係ない。
例えば、何か不幸なことがあって、泣いて暮らす、ブルーな顔をして過ごすのは本人の自由です。
ここまでは、OK.
でも、自分がブルーだから、相手も同じようにブルーで不幸でいてほしい、そんな自分を理解してほしいというのは、甘えなのではないかと思ったりします。
実際に、相手を不幸に落し入れたら、自分の幸せの分量が増えるのでしょうか?
そう、自分の幸せの分量は増えることはありません。
ということは、人を不幸にすることは、自分にとってなんらメリットがありません。
だったら、自分を幸せにするために、なんらかの行動を起こす、自分を磨く、好きなことを見つけるなど、自分にエネルギーを注いだ方が、よっぽど幸せになれるのです。
誰かの足をひっぱって、ねたんで、不幸にすることに費やしているエネルギーを、もっと建設的で、自分磨きや、自分を幸せにするために費やした方が、合理的なんです。
そして、その建設的なエネルギーを自分に注ぐことは、自分にしかできません。
誰かがが優しくしてくれたら幸せになれる、認めてくれたら自信が持てる、誰かが感心をもってくれたらやるけど、誰もかまってくれないならやらない。
そんな、他力本願では、あまりにも不安定で、とうてい自分を幸せにすることはできないのではないでしょうか?
本当にやりたいことは、誰がどんな反対をしても、自分の強い意志のもとやり遂げる覚悟がいります。
自分の幸せを自分の努力なしで、誰かから与えられるものだと思っていると、不平・不満・ねたみ・嫉妬を生み易くなります。
幸せは自分で努力して、自分で掴みにいくものではないでしょうか?
例えば、アメリカンドリームとか、一攫千金とか、いろんな言葉があるけれど、全て自分で何らかの行動を起こした人に訪れます。
しかも、その行動は誰かになんとかしれもらう行動ではなく、自分で自分のことはなんとかしようという動機から生まれた行動です。
自分の人生を人任せにせず、自分で考え、自分で歩いた人だけが、幸せを掴めるのだと私はそうおもいます。
人をうらやんでいる暇があったら、何か自分で行動する。
不平・不満を口にする暇があったら、何か改善する方法はないか考え、少しでもやる。
一気に効果がでなくても、少しずつやりつづけることが大切なんだと私は思います。
あなた以上に、あなたのそばにいつも寄り添い、真剣に考えてくれる人はいません。
自分のことを他人任せにせず自分で考え、自分で行動していくことが大切です。
「Photo by.空色地図」
p.s
あなたは、自分のこと真剣に考えて、自分で行動を起こしてますか?