優等生じゃない方が成功する。
2005年09月15日
夜は秋の気配がするのに、昼はまだ暑いですね。
今日、近所のお肉屋さんが冷蔵庫の清掃をしていました。
道路脇には冷蔵庫から、取り出された氷の固まりが山積みにされて、暑さで溶けててきていました。
それで小学校の時通っていた塾でのできごとを思い出しました…。
みなさんなら、次の質問にどう答えますか?
『氷が溶けたら何になる?』
これは、当時の小学校1年生の理科の問題です。
たぶん、『水』って答える方が多いですよね?
もちろん、『水』が正解です。
ある日、塾へいくと先生が怒っているんです。
『先生どうしたの?』と聞くと
『日本の教育は間違ってる!!見てよ、この答案用紙。』
と先生が差し出したのは理科のテストの答案用紙。
そこには『氷が溶けたら何になる?』と出題されていて、
塾に通う1年生の子の回答は
『氷が溶けたら春になる』だったんです。
そして、採点は不正解。
先生が怒るのも無理ありません。
もちろん、科学的言うなら答えは『氷が溶けたら水になる』
でも、『氷が溶けたら春になる』の方がロマンが詰ってますよね?
テストの点数だけみれば、優等生が『氷』
落ちこぼれは『春』て答えた子になるかもしれません。
でも、社会にでて、成功するのはどっちらでしょうね?
私の好きな中谷さんの本の一節に
“楽譜の読めない歌手が歌いながら踊った。彼の名はエルビス●プレスリー”
楽譜が読めないと歌手になれないと諦めていませんか?
楽譜なんて読めなくても歌手になれます。
楽譜がいくら読めても歌手になれる訳ではありません。
楽譜が読めないコンプレックスが、踊りながら歌うロックンロールのスターを生み出したのです
そう、いつも優等生が成功するわけではありません。
それなのに人は優等生になりたがります。
でも、ちょっと待ってください。
少々はみ出しても、あなたがあなたらしく生きた方が成功すると思いませんか?
最近、私は野球でファールボールをだすように、大きくはみ出すように心がけてます。
p.s
あなたは、最近ファールボール出してますか?