停電にて
2008年12月29日
今日、地下鉄に乗っていたら一時停電しました。
地下鉄で停電は生まれて初めての経験だったのが、地下で暗くなると怖いですね。
映画のタイタニックで、船が沈んでいくとき、暗闇の海で船の全ての電気が消えてしまうシーンがありましたが、暗闇ってやっぱり恐怖ですね。
電気が開発される前、人々は夜の闇を恐れました。
そして、光を生み出す太陽を神と仰ぎ、太陽と自然と調和することをめざしました。
例えば、危険を知らせるイメージの色ってなんだとおもいますか?
答えは赤です。
サイレンも、救急車も、パトカーのランプも全部赤です。
では、なぜ赤は危険を知らせるサインなのでしょうか?
それは、電気のない時代、人々は夜の闇を恐れました。
だから、朝日が昇り、時間とともに変わる空の色のなかで、これから危険な夜がやってくるから、
気をつけなさいというサインを人々に知らせるために、
夕焼け空は赤いのだとカラーセラピーではいわれています。
だから、私たちは、その太古の記憶から、私たちはいまだに、赤を見ると危険を感じるのだと言われています。
今回の停電で、昼までも明るい事、地下でも明るいことって安心を生み出すんだな、
光(カラー)って凄いなって改めて感じました。
明かりで私たちはずいぶんと恩恵をうけてるんですよね。
「Photo by.空色地図」
p.s
あなたの周りの明かりはあなたに恵みを与えています。
そんなカラーの歴史や心理効果につて知りたい方は