人の話を聞くこと
2005年08月21日
今日カラーセラピーの講座で、カラーリーディングについての実習をやりました。
カラーリーディングとは、クライアントが選んだカラーボトルを手がかりに、クライアントの心身の状態、深層心理を知り、最終的には、その人にとって、一番必要なヒーリングカラーを選ぶというものです。
実習中に感じたのは、色の持つ意味や効果についてはちゃんと覚えられる生徒さんでも、相手の気持ちをちゃんと聞きながら、カウンセリングを進めていくとを難しいと感じる人が多いということです。
あなたは、ちゃんと相手の話を聞けていますか?
カウンセリングで『きく』っていう言葉は、『聴く』と書きます。
ただ、言葉=ワードとして、耳から音をきいているのは『聞く』
気持ちを込めて、ちゃんと相手の話を注意深くきくことを『聴く』と区別しているんです。
『聴く』為のスキルはカウンセリングや心理学の本に沢山紹介されています。
でも、わたしが大切にしてることは、“自分は相手のことは何も理解していない”という観点にまず立つということです。
ちょっと『山』を想像してみてください。
想像できました?私もあなたも山を想像してますよね?
では、お互いに、本当に同じように『山』を想像して、理解しているって言えるでしょうか?
あなたはどんな『山』を想像しましたか?富士山ですか?アルプスですか?
ちなみに私は漫画日本昔話にでてくる漫画の『山』を想像しました。
同じ『山』なのに全然違いますよね?
そう、このように、すべてのコミュニケーションはミスコミュニケーションなんです!
だからこそ、『私はあなたのことを何も理解してない。でも、だからなんとか理解したいから、ぜひ私にあなたのことを教えてください。』って話を『聴く』ことが大切だって私は思っています。
P.S.
今度あなたの話を聴かせてくださいね。